持たない暮らし 自家用車

日々の暮らし

自家用車を持たない暮らしを成功させるポイント

  • 交通の便が良いところに居住する.
    • バス停が近い,電車の駅が近い.
    • 主要駅の電車やバスのアクセスが良い.
  • 宅配,ネットスーパーの利用
  • 体力・脚力向上

定年再雇用が終了し,年金生活になり,”持たない暮らし”を実践しようと試みている.

まず諦めたのは自家用車.長野県内に住んでいたころは,考えたこともなかった.

運転が大好きだし,いつでも移動できる手軽さは決して手放せないと思っていた.

だけど,高齢者の運転による悲惨な事故の報道も多く目にするようになった.

徐々に運転中の判断力や注意力が低下してきている自覚はあった.

所有することに伴う出費も気になっていた.ちょうど10年乗ったお気に入りのイストは,8万キロを超えたが,まだまだ現役で走れた.でも,査定は0円で,中古車市場にも出せないらしい.

そこで,多摩市への転居を機に,自家用車を持たない暮らしを選択した.その分を家賃に組み入れて,お気に入りの部屋を手に入れるほうを選んだ.

趣味のバードウオッチングに行くときは,どうする?などの課題はあったが,今のところ周辺の散策に不自由は感じていない.住まいと多摩センター駅のアクセスの良さもラッキーだった.長野県内では,バス路線の廃止が相次いでいるが,京王線沿線などのバス路線は充実していてありがたい.

「いつでも車出すよ」と言ってくれる娘の存在も心強い.

タクシーをスマホで呼べるのも便利な機能だ.一度,安曇野に行くときに使わせてもらったが,とても丁寧な対応で,安心した.

多摩市は歩車分離が進んでいて,歩いていて気持ちがいい.さらに多くの公園があり,日々の散策がとても楽しみだ.

買い物も,ほとんどは宅配を利用している.今までに自家用車があればよかったと思うことは一度もなかった.

レンタカーを借りることも考えていたが,長く運転をしていないことや,慣れない場所での運転にはだんだん自信がなくなってきている.

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